2022年4月15日、テレビ東京『ガイアの夜明け』では転職・キャリアチェンジ「私が会社を変える時」
がテーマ、カリスマ転職エージェントである森本千賀子さんが取り上げられています。
今回は簡単に森本千賀子さんはどんな人なのか、フォーカスしていきたいと思います。
プロフィール
・ 1970年7月9日生まれ。故郷滋賀県で高校まで過ごす。 獨協大学外国語学部英語学科卒。
(ラグビー部のマネージャーだった)
・1993年現リクルートキャリアに入社。
転職エージェントとして、さまざまな企業ニーズに応じて人材コーディネートに携わる。
入社1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞以来、全社MVP/グッドプラクティス賞/
新規事業提案優秀賞など受賞歴は30回超、常にトップを走り続けるスーパー営業ウーマン。
企業と求職者のニーズを見事にマッチさせる課題解決力、コーディネート力に定評があり、
多くの経営者から「よき相談役」として、公私ともに頼りにされている。
プライベートでは家族との時間を大事にする「妻」「母」の顔 も持ち、「ビジネスパーソン」
としての充実も含め“トライアングルハッピー=パラレルキャリア”を大事にする。
・2017年3月には株式会社morich設立、代表取締役として就任。
25年在籍していたリクルートを2017年9月で卒業。転職エージェント業を軸に転職・中途採用支援
ではカバーしきれない企業の課題解決に向けたソリューションを提案、エグゼクティブ層の採用支援、
外部パートナー企業とのアライアンス推進、ビジネスマッチングなどAll Rounder Agentとしての
ミッションを遂行。
・2001年、株式会社 リクルートエグゼクティブエージェント設立
さらなる成長の機会を求める若いエグゼクティブに、自らの能力を最大限に発揮できるフィールドを提供し、
プロ経営者マーケットを日本に創造。固定観念にとらわれず、真にふさわしい活躍の場を、経営者たちに
提供し続けている。
「あなたは営業をなめている」ターニングポイントとなった手紙
森本千賀子さんが今まさに自分の名前で仕事ができているのは、入社間もない頃に出会った社長の存在が大きい。
森本さんが新規開拓営業して、かわいがってくれるようになった社長さんから森本さんの誕生月の7月に多いな
ダンボールが届く。
このプレゼントが、森本さんのターニングポイントになった。
「約20冊の経営書やビジネス本、歴史小説と、1通の手紙が入っていました。てっきり励ましのメッセージかと思ったら、これが辛辣で。『新入社員はかわいがってもらえるし“わかりません”でも許される。女性だからあと3年は“かわいい”でも受け入れてもらえる。でもそれを超えたら賞味期限は切れ、天井を迎えて、いわゆる薄っぺらい営業で終わるだろう。あなたは営業を舐めている』といった内容。あえてビシッと言ってくれたと今でこそ思えるんですけど、当時はとてもショックを受けました。
勉強しないと駄目だ――。慕っていた社長からの厳しい手紙にハッとさせられた出来事だったという。
「目の前のお客さまへの責任を果たすためには、1年目だからって甘えていいわけじゃない。1年目だろうと10年選手だろうと会社の顔・代表であるのは変わらない。経験はすぐに得られるものではないから、まずは知識です。勉強して、本を読んで、気持ちを入れ替えました」
新世代の「働く力」育成メディア 20’s type
中小企業診断士の資格を勉強すれば一通りの財務やマーケティングの基礎がマスターできると助言を受け、
週末には専門学校に通い、朝から晩までひたすら勉強し、すぐにスクールに申し込みに行ったという。
素直に勉強して知識を得たことで、ビジネスに対する理解はどんどん深まり、当然商談での会話の内容も
全く別物となったようだ。
「本当に大事なのは、ビジネルモデルの先のマネタイズの構造。これを正しく理解し深掘りできるようになると、会話の質も高まって、お客様の本質的な価値や課題を理解できるようになるんです」
新世代の「働く力」育成メディア 20’s type
また赤やピンク、黄色の原色のスーツを着ていたことから、チャラチャラした、いかにも薄っぺらいタイプに傍からは
見られていたそう。それは関西人の母親から『あなたはそんなに美人じゃないから、色で記憶に残しなさい』と教えられていたためだ。
ただ、話し始めると『あれ?意外とよく分かってるかも……』と感心してもらえる。マイナスからプラスの印象に
転嫁することが信頼に発展する。GAPや意外性は、信頼関係をつくるために大事なんだと学ぶこともできたようだ。
プロフェッショナルにも出演していた
2012年7月9日、プロフェッショナル「仕事の流儀」にも森本千賀子さんは取り上げられています。
小さい中小企業を経営していた森本氏の父が「なかなか良い人が来ない。良い人材がすぐにやめてしまう」と
悩んでいたそうです。日本の殆どは中小企業であり、中小企業を応援することが
「父への恩返しになるのでは?」と考え今の職業を選択したようです。
動画の中でもとして森本千賀子さんが考える「プロフェッショナルとは?」像が話されていました。
過去のプロフェッショナル番組動画は探せませんでしたが、森本千賀子さんの仕事に対する考え方がわかる
動画としてYOUTUBEに掲載されている動画を載せておきます。
いかがでしたか?
2児の母でありスーパーワーママとしてバリバリと仕事をこなし、かつ著書も多数出版されているようで
尊敬しています。これからも体に気をつけて頑張って頂きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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